株主には、解散時に残余財産の分配を受ける権利があります。会社は継続して存在することを前提に作られていますが、場合によっては解散することもあります。事業を続ける事が難しいと判断したときや、あるいは事業を続けるメリットがあまりいないと判断したときには、売却してしまうこともできますが、売却してもあまりメリットがない場合には、存続させないという選択肢をとることができます。

 
この時には、まず債務を整理することが必要となります。返済すべきものはすべて返済することが必要ですし、未払いがあれば先にこれを支払う事も必要となります。そして回収べきものがあれば回収して資産を確保します。この資産は株主の財産となりますから、保有している株数に応じて分配されます。

 
この権利がありますから、多くの財産があって株価の安いものがあれば買われる傾向があります。株を買い占めて、そしてすべて整理をして売却をすれば、それによって利益を得る事ができるのです。PBRで、もしもPBRが1倍を割れば買い注文が増えて、それによって株価が上昇する傾向はあります。PBR1倍には、理論的にはこのような意味があり、そのために1倍を割ることは珍しいですし、割ったとしてもすぐに調整されることが多いのです。

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